投資の種銭どうする?もちろん余剰資金一択でしょ!

投資を本当に始めた初期の初期、投資先の価値が日々上下し、元本割れして大切なお金が減る!って常に気になって仕方がない状態がありました。

FXをやった時なんか少ない証拠金でレバレッジかけてちょっとの値動きで強制ロスカットで退場。

みたいな事があると、やっぱ値動きに一喜一憂、気を取られすぎて本業などに支障が出る事ありますよね。

その頃、すでにブラック企業勤めで時間もなかった私が投資したお金をどう用意したか!?ということをふと思い出し、この乱高下する市場で生き残るため、どうやって種銭を用意し、投資をしていくきか?を改めて考えてみました。

お金の種類

これはシンプルに下記3つに分類するとわかりやすい

  • 日常生活に使うお金
  • 近い将来使う事になるお金
  • 余剰金

今回は「投資」に使うお金の話なので、一つ目の日常生活に使うお金を使ってしまったら元本割れでもしたら生活が立ち行かなくなるので完全NGと私は思います。

そもそも日常生活に使うお金がいくら必要なのか?それはもう家計簿つけて見える化させるしかないです。

面倒なら支払いは全部クレジットカードなどキャッシュレス化して、MoneyTreeなどの家計簿アプリで一元管理すれば手間無くすぐに見える化ができます。

続いて二つ目の近い将来使う事になるお金です。これは意外に厄介です。

中途半端に数年後、とかになってくると投資に回すには期間は短く投資リスクは上がるでしょう。

とはいえ、銀行の普通預金または定期預金なんかにしても金利はたかが知れています。

なので個人的には投資に回すお金にすべきではないと思います。しかし、例えば日本の国債なんかであれば日本円で買うので為替リスクも無いですし、元本割れもないのと、途中解約しても一部の金利を返すだけなど痛手が少ないので検討ができると思います。

変動10年あたりが金利も高く、最低金利保証もあります。

財務省:個人向け国債

最後に余剰金です。 まあ、完全に投資の種銭にすべきお金はコレ一択かと思います。

投資にはリスク、元本割れはつきものです。余剰金であれば、そのお金を飲み代に使ったとか、後輩に奢ったとか、何か他のもので使ってお金が消えたと置き換えられれば気が楽です。

もしくは、「これは勉強代だ」と割り切れる範囲で、とか。

とにかくスモールスタート&値動きに慣れる。というのが投資の最初の壁の突破に繋がるので生活資金や将来使うお金とは切り離して、なるべく心を落ち着かせていられる範囲の余剰金を準備しましょう。

種銭の準備

さて、投資の種銭にするべく余剰金をどう用意するか・・・

ここでも家計簿が役に立ちますので、簡単でも良いので自分のお金の流れ・お金の所在地を確認してください。

私はここをおろそかにして、適当に用意したお金で初めてしまったので値動きに耐えられず心が不安定になってしまった過去があります(汗

ちなみに、お金の流れを把握できたとして、「本当の意味での余ったお金」を種銭にしようとすると失敗する可能性が高いです。結局使っちゃってお金が余らない・・・みたいな。

私のお薦めは自分で行う「月給4分の1天引き貯金」です。前もって余剰金を決めてしまい、残金で生活するという方法です。

これは私の種銭作りに影響を与えた本田静六さんの私の財産告白という本から学んだ方法です。

まぁ、天引き〜とか、残金で生活〜って話になってくると「余剰金」という言葉からは離れていった感はありますが。。。要は投資用の資金も予算化して管理しないとね!ということです。

投資先の検証

ここからは一気に難易度が上がる話になると思うので別の記事で説明していきたいと思いますが、投資先は自分のリスク許容度と要相談です。

下記はリスクが比較的低いカテゴリーについて書いた記事です。

米国債のバーゲンセールに乗っかってみた。初心者でも始めやすい債券投資! 外貨預金!?いいえ、私は外貨MMF派です!

他にリスクを抑えるという方向で考えると「長期・分散・低コスト」という方針に則った金融商品、すなわち優良なインデックス型の投資信託やETFが候補になってくるかと思います。

いくつか私が保有しているものなどでコスト(信託報酬・管理費など)について記載した記事のリンクをつけておきます。

これらは外国株式などが多いのでよりリスクが高いカテゴリーになります。ただ、リスクが高いとは言え、15年以上といった長期投資をすることでリスクを抑える・元本割れを防ぐ、という方法もあるのでそれはまた別の機会に記事にしたいと思います。

投資信託のその他費用に気を付けろ!信託報酬以外の隠されたコスト。 信託報酬とその他費用合算で国内ETFを比較してみた(SBI証券:取引手数料無料版) バランス型投信のメリットをeMAXISバランス(8資産均等型)で検証してみた

まとめ

お金を用途別に分類し、投資用の種銭を意図的に準備し、自分のリスク許容度に合う投資先を探す。

シンプルですが、この手順を踏めば種銭作りと投資の初期を気持ち穏やかに乗り切ることに繋がると言えます。

まだ投資に踏み切れない、もしくは投資始めたばかりで、という段階であればぜひチャレンジしてみてください。

私も今となっては株価変動によって一時的に数十万レベルのマイナスになっても動じない心を育てる事ができています。

ただ、最初の頃はノミの心臓とも言うべき状態でした。これもスモールスタートで何度かマイナスを喰らって打たれ強くなった結果といえます。

この打たれ強さが、含み損を抱えて慌てて売って株式市場などから退場する・負けて退場するということを回避できましたし、投資商品を持ち続けた事で今では数百万円の含み益がある状態になりました。

なので、繰り返しますがスモールスタートで!そしてまずはチャレンジ!です。

それでは。

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