インド株インデックス投信:SENSEXとNifty50の比較

インデックス型投資信託って地味よね〜(=長期で大切に資産を育てていくイメージ、長期・分散・低コストの王道は分かるけど)

株って当たれば大きいね〜(=値動きが激しすぎて落ち着かないし、売り時が分からず塩漬けになるよね)

でも、株まではいかなくても、なんとか上手くお金増やしたいよね〜(株は企業分析がけっこう大変で……)

となると、投資信託でもリスク(=値動きの幅)が大きいものにアタックするしかない。リスクを受け入れた人が高いリターンを得られるのが世のことわり。

ということで、高リスクのインデックス投資信託の中からチャレンジできそうなものを選んでみたところ、米国のハイテク系以外にも新興国があるじゃないか!と思った次第です。下記の様に。

2023年12月末時点データ参照

新興国全体に比べてインド株の指数、SENSEXとNifty50はリスクが低く、リターンが高い!

そして、こうやって比較して見るとS&P500ってやっぱ優秀だよね。

まぁ、先々を見越して人口増加が激しいインドに狙いを定めてやろうか!と思うも、投資できる銘柄に限りが……しかも「信託報酬/ 経費率が高いのばかり!

これ、どうするよ!?ということで指数と銘柄を調べてみました。

2つの指数の違い

まずは値動き比較。ほぼ一緒。

おまけでNASDAQ100も入れてみた。

引用:TradingView

S&P BSE SENSEXインデックス

  • ボンベイ証券取引所に上場
  • 規模が大きく流動性の高い30社で構成
  • 時価総額加重平均
  • 金融、情報通信の比率が高い
  • 毎年3月と9月の2回、構成銘柄の入れ替え
  • より大規模な企業で構成

Nifty50指数

  • インド国立証券取引所に上場
  • インド経済を占める13セクターの内、時価総額上位50社
  • 時価総額加重平均
  • 毎年3月と9月の2回、構成銘柄の入れ替え
  • インド・ルピー建てで計算
  • より流動性の高い銘柄で構成

セクター比率

どちらも金融・IT・石油ガスで6割越えですね。というか、金融がかなり大きい。

細かく数字に落とし込むと下記となります。

セクターSENSEXNifty50
金融39.1035.26
情報技術14.7813.62
石油・ガス10.9411.40
消費財9.219.16
輸送機器5.316.48
建設1.434.39
ヘルスケア1.723.99
金属・鉱業2.323.81
耐久消費財1.893.23
電気通信3.212.75
エネルギー3.112.69
建設資材5.112.11
サービス0.79
化学1.870.31
数字はそれぞれ %

投資信託なら選択肢は4つ

ファンド名純資産
(億円)
信託報酬連動指数設定日信託金額上限
(億円)
SBI・i シェアーズ・インド株式インデックス4010.4639%SENSEX23/9/225,000
auAM Nifty50 インド株140.4675%Nifty5023/8/29500
iFreeNEXT インド株インデックス1,0010.4730%Nifty5023/3/131,000
eMAXIS インド株式インデックス390.4400%Nifty5024/2/221,000
2024.02.29時点

取扱の証券会社はSBI・i シェアーズ・インド株はSBI証券のみ。

auAM Nifty50インド株はSBIと楽天

iFreeNEXTインド株は最多でSBI, 楽天, マネックス, 松井など

eMAXIS (※Slimではない!)は楽天、マネックスの2社のみ。

しかし全てのファンド、設定日が新しすぎてパフォーマンスが出揃ってない……基本的には指数のパフォーマンスを見て判断ってとこだなぁ。

ETFだと選択肢は3つ

国内と海外でそれぞれ確認です。まずは国内から。

【1678】NEXT FUNDS インド株・Nifty50連動ETF

  • 純資産 427億円
  • 信託報酬 1.0450%
引用:SBI証券

【EPI】ウィズダムツリー インド株収益ファンド(米国ETF)

続いて海外ETFです。

  • 純資産 19億ドル
  • 経費率 0.83%
  • ウィズダムツリー インド・アーニングス・インデックス (WTIND*)に連動
引用:SBI証券

*このWTINDは先ほどのSENSEXやNifty50とは違った、また新しいインド株の指数なのですが

  • ボンベイ証券取引所に上場 (SENSEDと同じ取引所)
  • 企業の収益性(ROS)に基づき100銘柄で構成
  • 時価総額加重平均

【02836】i シェアーズ S&P BSE SENSEX インディア・インデックスETF(香港ETF)

  • 純資産 17億香港ドル
  • 経費率 0.54%
  • SENSEXに連動
  • SBI・i シェアーズ・インド株式インデックスの投資先
引用:SBI証券

NISAの対象は?

と、まぁこんな感じで私の調べ方が悪いかもですがこれで主要なものは網羅できたかなと思います。

ETFの費用が高いのが意外な感じでしたが、国内の投資信託でも十分投資しやすい環境になっているような気がします。

今年2024から始まった新NISAではどれも「成長投資枠」では買付することができますが、「つみたて投資枠」には該当しておりませんでした。

長期的な成長を狙うならNISA口座で買うのもありかな、と思いますがリスク(値動きの幅)が大きすぎて損するのが怖いので損益通算できる特定口座で買おうかな、と迷っています。

インド投資の参考になれば。

それでは。

- PR -
これからお金の知識を高めていきたい
資産運用を始めてみたいという人に向けた、無料セミナーがあります
お金の教養講座

ファイナンシャルアカデミーという会社が運営しています。ここは完全中立の会社で(特定の金融商品の宣伝・押し売りは一切しないポリシー)私は以前この会社が運営する不動産投資スクールに通っていたこともあり、この中立性は間違いないと断言できます。要は怪しくないですよ、ってこと(笑

この無料セミナーでは
1:自分のお金に対する向き合い方(現在地を知る)
2:資産運用の重要性
3:自分に合った投資方法の発見
これらをざっと広く知ることができるので、こらから投資をしてみたいなぁと思っている人にはその最初の指針やキッカケをくれる有益な無料セミナーなので紹介させていただきました〜!